Industrial Organic Chemistry Area, Division of Applied Chemistry,
Graduate School of Engineering,
Osaka university
Project
受託研究 他
Contract research
事業名:新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)官民による若手研究者発掘支援事業
研究領域:
研究課題:3Dバイオプリントを応用したテーラーメイド培養肉の自動生産装置の開発
研究代表者:松崎典弥
期間:R3(2021)~R6(2025)
URL:https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100166.html
研究領域:
研究課題:3Dバイオプリントを応用したテーラーメイド培養肉の自動生産装置の開発
研究代表者:松崎典弥
期間:R3(2021)~R6(2025)
URL:https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100166.html
本研究では、TIP法によるテーラーメイド培養肉の自動生産装置の開発を目標とした。世界の食料需要増に対応し、将来的に生活水準が向上する発展途上国でも持続的に食肉を生産するためには、「自動化技術の開発」が必須である。畜産の場合は、長期間に渡る飼育と飼料の生産が必須であるため、畜肉生産の自動化は困難であるが、組織工学技術と3Dバイオプリント技術を応用すると、必要な成分は細胞とタンパク質ですむため、細胞を培養してタンパク質と共に3Dプリントする自動化装置の作製は実現可能と期待される。本自動生産装置を開発できれば、国連のSDGsの目標の一つ「2. 飢餓をゼロに」に応えられるだけでなく、東南アジア、中東、アフリカなどの発展途上国への新規輸出産業として国際社会・経済的なインパクトが非常に高い。さらに、自動生産装置があれば、宇宙での食肉の生産も可能になる期待される。
